M字ハゲ・M字薄毛
M字ハゲ、M字薄毛
M字ハゲやM字薄毛は、男性型薄毛の症状として知られます。髪が細く短くなり、前髪のボリュームが減るために、思い通りにセットができなくなります。進行すると前髪の生え際が後退してM字に剃りこみが入ったように見えます。その状態を放置すると、更に生え際が後退して、M字と頭頂部がつながり、薄毛の範囲が広がります。M字ハゲ、M字薄毛は進行すればするほど、改善が困難になるため、早めの治療が大切です。
AGAによるM字ハゲやM字薄毛
前頭部には、男性ホルモンの受容体が存在するために、過剰な男性ホルモンに反応し薄毛が進行します。髪の成長に関わる毛母細胞の分裂が阻害され、成長期が短くなり抜け毛や薄毛が加速していきます。M字ハゲやM字薄毛は、進行していく可能性が高いため注意が必要です。
M字ハゲやM字薄毛の基準
前髪を上げた際に、剃り込みが目立つ状態は、薄毛の兆候と考えられます。耳より後部に、M字の頂点がある場合は、危険信号です。昔の写真と現在の状態を比較して、剃り込みや額の後退が進行しているかを判断してください。通常、生え際部分に細い産毛が生えていますが、産毛がなく、地肌がツルッとしている場合も、薄毛の症状です。薄毛治療を考えてください。
M字ハゲ、M字薄毛の印象
前髪は人の印象を大きく左右します。M字ハゲやM字薄毛は実年齢より上に見られ、老けた印象を与えます。またM字ハゲやM字薄毛は、髪の毛が纏まらずに散らばり易くなるため、清潔感がない印象を与えてしまいます。
内服薬によるM字ハゲ、M字薄毛の治療
内服の薄毛治療薬には、薄毛を進行させる5αリダクターゼという酵素の働きを抑制する作用があります。内服薬の主な効果は、抜け毛の予防で、現状維持のための治療です。毛髪再生や発毛作用は得られ難いことがあり、発毛や増毛を望む場合には、追加治療が必要になることがあります。
M字ハゲ、M字薄毛に対するハーグ療法
M字ハゲ、M字薄毛は毛周期が失調をきたし、毛母細胞が活動を休止している状態です。ハーグ療法は新規開発された毛髪再生治療で、M字ハゲやM字薄毛に対し、発毛が期待できます。頭皮に毛髪再生因子を注入して毛髪再生を促進させる治療法で、再生した毛髪は太く長くなり、成長していきます。過去に様々な薄毛治療を試してきたが効果が感じられなかったという方にも効果が認められています。
M字ハゲやM字薄毛は再生スピードが遅い
頭頂部などに比べ、前頭部やM字部分は、毛髪再生がやや遅い傾向があります。他の部分よりも男性ホルモンの量が多いことや、血流が悪くなり易いことが関係しています。出来る限り早めに治療を開始することが必要になります。
M字ハゲ、M薄毛治療のリスクやデメリット
- 治療の際に痛みを伴うことがあります。
- 頭皮の赤みや出血を認めることがあります。
- 細菌感染を認めることがあります。
- ハゲや薄毛の進行度合いによっては、治療回数が必要になるケースがあります。
M字ハゲ、M字薄毛症例写真
42歳、男性。M字ハゲ、M字薄毛ハーグ療法
症例経過：内服薬により薄毛治療を行っていた症例です。M字部分の薄毛改善が難しく、却って進行してきたことから、ネット検索し、ハーグ療法がM字ハゲにも発毛効果があることを知り、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、M字部分から頭頂部まで地肌が透けて薄毛領域が認められました。ハーグ療法を開始したところ、治療に伴い以前はスカスカだったM字ハゲの部位の地肌が見えなくなり、髪型が自然になりました。
症例解説：薄毛に対し内服薬が開発され、治療に用いられていますが、M字や生え際の発毛には効果が弱いことがあります。ハーグ療法は改善しないM字ハゲやM字薄毛にも、高率で発毛効果があることが知られています。成長因子を局所に注入することにより効率的にM字部分へ発毛を促し、薄毛を根本から治すことができます。ハーグ療法は、注射する際に痛みを伴うデメリットやリスクを認めることがあります。効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。術前に十分説明を受けてください。