薄毛が急激に広がることが有ります。薄毛が広がることにより老けた印象が強くなるため外見が気になり、人前に出たくない、誰とも話したくないと内に籠る方もいらっしゃいます。薄毛が広がっていると感じている方は、さらなる症状の悪化を防ぐためにもできるだけ早く医療機関に相談することをお勧めします。
AGAはAndrogenetic Alopeciaの略称で、男性ホルモンが原因となり、男性に見られる薄毛症状のことをいいます。前頭部や頭頂部の髪の毛が産毛になり、一度発症すると薄毛領域が広がりながら進行し続けるのがAGAの特徴です。AGAは中年以降に発症するのが一般的ですが、早いと20歳代で発症するケースもみられます。最終的には、前頭部から頭頂部にかけて髪の毛がない状態になります。以前よりも抜け毛が増えた、薄くなった気がするという症状はAGAのサインです。
薄毛に対する内服薬が開発され、抜け毛を抑制する効果が認められています。薬物の効果は軽症で現れ易く、頭皮が直に見えるまで進行すると、効果が出難くなります。
毛髪は3?6年で、成長するものですが、ヘアサイクルが乱れると髪の成長期は大幅に短縮されます。抜け毛のほとんどが細くて短い髪の毛ばかり、という方はすでにヘアサイクルが乱れているかもしれません。
薄毛が広がっていても改善する可能性は十分にあります。毛髪再生医療の進歩に伴い、一昔前まではでは困難だった薄毛治療が、現在では可能なものとなっています。薄毛専門のクリニックでは、自分の症状や体質に適したメニューから適切な治療法が選択してもらえます。内服治療で薄毛の進行を予防し、注入薬で薄くなった部分を発毛させることが可能です。
ハーグ療法は、再生医療の技術を用いた薄毛の新治療です。男性女性を問わず、育毛及び増毛が出来ます。幹細胞から抽出した、各種の成長因子を含むAAPE製剤を薄毛箇所に注入することで、活動を停止した細胞にダイレクトに働きかけ、毛髪の再生及び成長を促します。ハーグ療法は頭皮全体に対して行えるため、施術範囲に制限がありません。治療希望部位を重点的に注入することもが可能です。
27歳、男性。薄毛が広がった症例のハーグ療法
症例経過:薄毛が急激に広がった症例です。他人の視線が気になり、周囲の人からどう見られているかを常に意識してしまい、日々ストレスを感じていました。薄毛による精神的負担を軽減するため、仙台中央クリニックにご相談いただきました。生え際から頭頂部まで薄毛が広がり、頭皮が透けて見える箇所がありました。薄毛が進行した状態にも発毛育毛の効果が期待できるハーグ療法を行いました。自己毛髪が再生し、髪の毛の太さもでたことで、広がっていた薄毛領域は縮小し頭皮の透けていた箇所が目立たなくなりました。
症例解説:薄毛が急激に広がると、他人からどう見られるのかを考えすぎて、強いストレスを感じることが有ります。市販薬や薄毛治療薬が効かないことも多く、体調が悪化することもあります。そのような場合には、ひとりで悩まず薄毛専門クリニックに相談してください。既に薄毛が広がっている方でも正しい治療をすれば薄毛は改善し、精神的に落ち着きます。ハーグ療法は、薬液を頭皮に注射する関係上、頭皮の赤みを伴うリスクがあります。