薄毛の特徴
薄毛の特徴
男性薄毛はAGAとも言われ、男性ホルモンが原因で引き起こされる薄毛です。生え際や頭頂部にかけて脱毛が進行するという特徴があります。これに対し女性薄毛は、びまん性脱毛症とも言われ、頭部全体に脱毛がみられ、髪の毛が細くなり、髪の毛のボリュームが減少する特徴があります。抜け毛の増加や髪質の変化、頭皮が硬くなる、炎症や痒みが強くなるなどの、なんらかの変化が見られた時は薄毛が進行している可能性があります。
薄毛の特徴として抜け毛が増加
髪には寿命があり、ある程度成長すると自然に抜け落ちるのが正常です。その為、1日に100本程の抜け毛であれば異常ではありません。しかし、以前と比べて抜け毛の本数が増えている方は注意が必要です。枕についている抜け毛が増えた、または手ぐしを通しただけで大量の毛が抜けるような方は薄毛が進行している可能性があります。
薄毛で髪質が変化
薄毛の特徴として髪質の変化を認めることがあります。髪が細くなる、軟らかくなるなど髪質の変化は、注意を要します。薄毛を発症すると、太くて長い毛が減り、成長しきっていない軟らかい毛が多くなります。髪の毛が、纏まり難い、セットし難いと感じる、抜け毛の中に細く弱々しい毛が増えてきたと感じた場合は、薄毛の初期症状の可能性が高くなります。
薄毛の特徴として頭皮が硬くなる
正常な頭皮は白または淡い橙色をしていますが、頭皮トラブルがあると地肌が赤、もしくは茶色になり、頭皮の硬度が硬くなります。頭皮が硬くなると、髪の毛は血行が悪くなって髪への栄養の供給が低下し、髪の毛の成長が鈍り抜け易くなります。
薄毛の特徴として頭皮の炎症
頭皮に炎症が起こると、毛が抜けて薄毛が進行する可能性があります。広範囲に強い炎症が起こると、それだけ多くの毛が抜けて薄毛の進行が早くなります。炎症の原因を見極め、治療を行う必要があります。
薄毛の特徴として抜け毛の形状
抜けた毛の毛根に薄毛の特徴が認められることがあります。正常な抜け毛はマッチ棒のような形をしており、毛根部分が丸く膨らんでいます。異常脱毛は成長途中の段階で抜けているので、毛根は非常に小さいく尖っている、もしくは付いていません。毛根を参考にすることで危険な抜け毛かどうかを判断出来ます。毛根が非常に小さいまたは尖っている場合はヘアサイクルに何らかの問題が起きている可能性が高いため、早めに医師に相談してください。
薄毛に対するハーグ療法
ハーグ療法は脂肪幹細胞から抽出した成長因子を頭皮に注入する最新の治療法です。成長因子が頭皮や毛根の毛母細胞を活性化するため、発毛が促されます。一定期間治療をした後は効果が持続します。ハーグ療法は治療実績が多く信頼できる薄毛治療です。
ハーグ療法のリスクやデメリット(稀なものを含む)
- 薬液を注入する際に痛みを伴うことが有ります。
- 治療部位に内出血を認めることが有ります。
- パーマやカラーは治療の前後2週間控える必要が有ります。
- 施術後の髪のセットは問題ありませんが、施術部位をブラシなどで引っかかないように注意してください。
特徴のある薄毛の症例写真
33歳、男性。特徴ある薄毛、ハーグ療法
症例経過：30代に入り毛量が減ってきていることを実感した症例です。前頭部の薄毛が目立ち不安を感じるようになったことから、薄毛治療を決意されて、仙台中央クリニックに御来院頂きました。診察したところ、前髪の生え際と頭頂部に薄毛が認められました。抜け毛と薄毛の改善を目的に、ハーグ療法を開始しました。生え際と頭頂部の毛髪が再生し、髪の毛が再生する様子が目に見えて分かるようになりました。ハーグ療法の効果に満足いただけました。
症例解説：薄毛はある日突然起こるものではなく、必ず予兆があります。薄毛の特徴を知り、普段から髪や頭皮に異常がないか、意識してチェックしてください。薄毛の特徴が現れたならば、いち早く治療を行うことで高い治療効果を引き出すことが出来ます。薄毛の特徴を見逃してしまうと、進行してしまい、治療しても効果が出難いことが有り注意が必要です。ハーグ療法は、注射による痛み、頭皮の赤みのリスクがあります。